校長挨拶⑨

                                                 




校長 山家貴代
      
 

<雪片のつれだちてくる深空かな>(高野素十) いつも御覧いただき、ありがとうございます。

第24回紅花旗争奪高校剣道大会 優勝!
 12月25日(日)山形市総合スポーツセンターで開催された第24回紅花旗争奪高校剣道大会において、女子剣道部が見事優勝しました。今年は昨年よりも出場校が50校増えて、男子 108校、女子89校で熱戦が繰り広げられました。会場には「がんばれ 東北剣士!」の横断幕が掲げられ、被災された方々に若い力が届くようにとの願いが込められた大会でした。
 県新人大会を制してから、さらに力をつけた本校女子剣道部は安定した戦いで頂点を極めました。最優秀選手賞に1年図末杏菜が選ばれました。大会後すぐに若潮杯に出場するため、千葉県に向けて出発しました。今年の大会はこの若潮杯が最後となります。
 来年2月の東北選抜大会・3月全国選抜大会が今年度最後の大きな大会となります。皆様の応援よろしくお願いします。

第2学期 終 業 式
 12月22日(木)第2学期終業式を行いました。
 式に先立って表彰式があり、選挙啓発ポスターコンクールでは美術部全員が、山形県と西村山地区から表彰されました。その他「明るい鉄道環境づくり標語コンクール」、「税に関する高校生の作文」、「東邦書道会全国書道展」、「慈恩寺写生コンクール」などたくさん表彰されました。改めて生徒一人ひとりの頑張りが輝いた学期との感を強くしました。
 終業式では、良かった点を3つと1つの課題について話しました。
 良かった点の1つ目は、「左高祭」(テーマ「左夢来 ―強き心 熱き魂」)大成功だったこと。一般公開日の来場者数が過去最高の昨年を上回ったことは、日ごろの本校生徒の地道な活動が地域の方々から高く評価されている証であること。今年はPTAの屋台に加えて同窓会もバザーを企画し、マジックショーやコンサート、チャリティーバザーなどで盛り上げてくれたこと。この左高祭で生徒会を中心に今年度3回目の震災の募金活動を行い、総額約6万円を山形新聞社に届けることができたこと。チーム左沢高校としての成功は、喜びも格別に大きいこと。その後生徒の意欲的な学校生活が何より嬉しいことなど。
 2つ目は、各学年行事が成功裏に、無事終了したこと。1学年は3日間のインターンシップ。地元の産業を理解し、適正な職業観・勤労観の育成、生き方あり方を考えるよい機会になったこと。2学年は修学旅行。日本の伝統文化に触れ、視野を広げ、見聞を深める絶好の機会になったこと。団体生活を通して、譲り合いや我慢することの大切さ、折り合いのつけ方、コミュニケーションのとり方などを学び、3年ゼロ学期の基礎固めをすることができたこと。3学年は進路達成に向けて、「受験は団体戦」を合言葉に全力を尽くしたこと。現在、就職内定率約94%、大学等合格率はほぼ 100%達成していること。先生方は全力で支援するので未内定者は最後まで諦めずに粘ること。そして今後は「卒業も団体戦」を合言葉に頑張ってほしいこと。
 3つ目は、部活動等で頑張り、数々の賞を受賞し、大いに左沢高校の名声を高めてくれたことこと。生徒一人ひとりに大きな才能、可能性を感じた学期になったこと。
 課題は、欠点保有者がいること。高校時代は予習復習をして課題解決の方法を会得する時。社会に出れば待ったなしのテストの連続。今は課題解決の方法を学び、足腰を鍛える時。勉強に向かう姿勢はその人の生き方そのものであることを肝に銘じ、全力で欠点を解消してほしい。
 来年は辰年。今年大変爽やかな印象を残してくれた人に、龍の国ブータンからおいでになった国王夫妻がいます。被災地を訪れ、激励と親愛の情を次のように述べられました。「皆さんは龍を見たことがありますか?私はあります。皆さんそれぞれの中に龍はいます。龍は『経験』を食べて大きくなります。年を追うごとに龍は大きくなるのです。皆さん自分の中の龍を大切にしてください。」
 経験こそ全てという言葉もあります。失敗や挫折は何も恥ずかしいことではありません。恥ずべきことは失敗を恐れて何もしないことです。様々な経験を積んで大きくなってください。
 3学期の始業式に全員元気な顔を見せてくれることを祈念します。


 <皆様どうぞよいお年をお迎えください。>