1年次生を対象に、2年次から始まる「総合的な探究の時間」の導入として「探究スタートアップ講座」を本校多目的室にて2回実施しました。講座実施にご協力いただきました講師の方々どうもありがとうございました。
探究スタートアップ講座Ⅰ(1月24日(水)、31日(水))地域振興サポート会社まよひが企画代表の佐藤恒平さんを講師としてお招きし、地域振興と課題探究の共通する考え方や課題の捉え方について学びました。また、生徒たちがボードゲームを通じて、それぞれ価値観や意見の違いがあることに気づき、「傾聴」や「会話」について思考を巡らせる場面もあり、大変充実したものになりました。



2月28日(水)、本校会議室にて「左沢高校と道の駅おおえの連携事業会議」でパンの試食会を行いました。これは、来秋リニューアルオープンする「道の駅おおえ」で販売されるパンを、大江町と左沢高校が連携し、地元の食材や地元の良さをPRするために意見を出し合って新商品の開発を行っているものです。今回の試食会は、大江町長松田清隆様をはじめとする10名のみなさまと、本校の農業愛好会部2名の生徒が参加しました。パンの試作とプレゼンは、パスコで有名な敷島製パン株式会社様に行っていただきました。さくらんぼジャムパン、リンゴのCCレモン煮パン、青苧ドーナッツなど地元食材を使用したパンが試作品としてずらりと並びました。どのパンも非常においしく、さらに改良を重ね、新商品が出来上がるのがとても楽しみです。



2月8日(木)、寒河江市市民文化会館にて、左沢高校と寒河江工業高校の生徒が合同で生徒会活動と課題探究の発表を行いました。生徒会活動の紹介については、生徒会長を中心に、本校の生徒会活動をスライドにして分かりやすく発表してくれました。課題探究の発表では、2年次の「総合的な探究の時間」で行った1班の「大江の観光名所を歩くガイドツアーの企画」、4班の「大江の農業を応援するためのお米のパッケージをデザイン」、6班の「外来生物削減のためアメリカザリガニに注目した広報活動」、8班の「誰もが子育てしやすい環境を作るため、ママさんパパパさんお話し会を企画」の4つの班が代表として立派に発表をしてくれました。生徒は、寒河江工業高校の生徒会活動の様子や、課題研究の内容を知ることができ、同じ地域の高校生として、お互いに学び合う姿勢を意識した充実した行事となりました。


3月1日(金)に卒業証書授与式を挙行しました。在校生、保護者、来賓の方々に見守られながら、無事に51名の卒業生を送ることができました。呼名にも一人ひとりが大きな声で返事をし、在校生からの送辞、卒業生からの答辞とそれぞれが立派に役目を果たし、大変良い雰囲気で式を終えることができました。教室に戻ってからは、担任から卒業証明書を受け取り、卒業生がそれぞれクラス全体に3年間の思いを伝えていました。生徒から保護者へ感謝の花と手紙を渡す場面や、担任へ花束と感謝の言葉を伝える場面も見られました。最後は、友人たちと卒業アルバムにメッセージを書き合ったり、写真を撮ったりと、別れを惜しみながらも左沢高校で過ごす最後の時間を楽しんでいるようでした。卒業生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
